某大手電力会社にて複数のプロジェクト支援を行っています。それぞれのプロジェクトで私がPMOリーダーとなり、数名のチームメンバーと共にお客様へご支援を行っています。具体的には、プロジェクトの責任者と長期的な視点で課題やリスクを話し合い、戦略的にどのようにマネジメントを行うか議論をしています。詳細な動き方を合意した後は、PMOチームメンバーと共に計画を詳細化し、その施策を実行していきます。
チームとしてお客様に価値を提供できるよう、お客様やチームメンバーと日々の業務に取り組んでいます。
もちろんプロジェクトの成功は嬉しいです。ただ私個人として一番やりがいを感じるのは、仕事で関わった方々が、困った時に私の顔を思い浮かべて相談しに来てくれることです。特に、プロジェクトが終わってしばらく会っていなかった方から連絡が来た際は、PMO冥利に尽きると思います。過去の自分の動き方、MSOLチームの動き方は間違っていなかったんだ、皆で価値を提供することができていたんだ、そしてお客様に我々の価値がしっかりと届いていたんだ、と確信に変わるタイミングです。
魅力は大きく2つ。1つ目は、社員の人間味です。互いに切磋琢磨する間柄である一方で、新卒やキャリア入社者をすぐにチームに受け入れ、一緒にチームとして働いていこうという空気が自然と生まれます。互いに尊重し合い、雑談も気軽にできる"安全・安心"の場が大事であるということがなんとなく共通認識としてあるからかもしれません。また、お客様へ支援するうえでも、良好な人間関係が最重要であることを理解し、体現しているメンバーだからかもしれません。
2つ目は、やりたいことをやる(チャレンジする)ことに対し、非常にポジティブなところです。私自身も、マインドフルネスについての勝手勉強会を始めたところ、多くの社員が賛同して受講してくれました。今も講師として定期的に研修を担当しています。チャレンジ精神が自然に根付いているのは、「自律的キャリア形成」という経営理念が浸透している証です。
"大学では、臨床心理学を学んでおり、臨床心理士を目指していました。しかし、自分が一心理士になって、どれだけの成果を挙げることができるのか、どれだけの人を支援できるのか、正直不安を感じていました。"もっと沢山の人を支援できる方法はないか..."そんなことをひたすら考えた結果、私は1つの結論に至りました。「臨床心理士と、そのサービスを必要としている人をうまく繋ぎ合わせることはできることができれば、私個人の力よりも、もっと沢山の人を支援できるはず!!」そう思って、私は就活を開始しました。"仕組み作りや経営を学ぶには、マネジメントを学んだほうがいいかもしれない。つまり、マネジメントを専門としたコンサルタントになればいい!" そんな安易な考えのもと、コンサル会社を中心に動き出しました。そんな中、たまたま出会ったのがマネジメントソリューションズです。
単に仕組み作りを学べるだけでなく、マネジメントを通して、プロジェクトを成功に導く。しかも、現場密着型で、人と人との繋がりを非常に重要視している。そんな会社の熱い想いと信念に惹かれ、私は弊社へ入社を決めました。
私は、入社していくつかのプロジェクトを経験し、現場でお客様と日々顔を合わせつつ、密なコミュニケーションを取りながらプロジェクトをマネジメントすることに慣れていきました。そんなある時、参画した新しいプロジェクトで、これまでの価値観がまったく通用しない経験をしました。具体的に言うと、これまでは現場中心で、お客様と常に相対して一緒に検討をしていくことに価値があると思っていましたが、ある時お客様に資料をお見せした際、「頑張ってるアピールはいらないから結論はなんだ」と叱責をされたんです。自分の立場も変わり、対するお客様のレイヤーも上がったことにより、席を並べて会話することが困難な上層部の方々に対する価値提供は違う、ということを肌感覚で痛感した瞬間でした。
それからは、チーム全員で検討した後に、上層部にあったレベルにボリュームや表現を洗練させたり、話し方を工夫をしたりと、試行錯誤しながら進めていきました。最終的にこちらの提案で意思決定まで持っていくことができました。結果的に信頼も回復することができました。
私は、プロジェクトマネジメントの理論やスキルも重要だけれど、最終的にマネジメントの成否を決めるのは良好な人間関係だと考えています。そのため、相手を尊重し会話できるか、「安全・安心」の場の重要性を理解し、そういった場を構築しようとする心意気があるか、という点が重要だと思います。また、プロジェクトでは幾多の困難にぶち当たり、その度にめげそうになります。その際、自分の状態を認識し、かつお客様やプロジェクトの状態を俯瞰的に観察できる目があるか、という点が重要です。常に俯瞰的に全体を眺めながら、問題はどこにあるのだろうか、どのように解決すれば皆がハッピーなんだろうか、と考えることができるスキルが重要だと考えます。
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