弊社が協賛しているハワイのThe Lokahi Foundationのサマープログラムが7月17日から始まりました。当プログラムには弊社新卒担当がファシリテータとして参加しています。本日はday12の報告をいたしますので、ご覧ください。
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<Day12レポート>
本日は、3つのテーマコース「観光と福祉」「文化」「環境と科学」に分かれてグループ活動を行いました。各グループ2社訪問し、本日も最後に学生同士で振り返りを行いました。
1.ブループラネット財団
私は「環境と科学」グループの引率をしました。1つ目の訪問先はブループラネット財団です。ブループラネット財団は、再生可能エネルギーの普及に貢献しているNPO法人です。
「visible 可視化すること」
「remove barriers 障害を取り除くこと」
「nudge 背中を押すこと」
「make it social 社会的プレッシャーを与えること」
ブループラネット財団ではこの4つのツールを基に事業展開をしています。具体的な事業内容としては、エネルギーレポートの作成と政府への提言、学生エネルギーサミットの開催、エネルギー消費量がわかるキットを各家庭へ配布すること、ソーラーパネル設置の推進等をしています。
ブループラネット財団へのリンクはこちら
2.Patagonia ホノルル店
2つ目はアウトドアウェアのメーカー、Patagoniaのホノルル店を訪問しました。Patagonia は環境保護を大切にしているメーカーです。販売している服は全てオーガニックコットンを使用している他、全従業員に有給のボランティア活動をする機会があります。時には2ヶ月間もボランティアをすることがあるそうです。店長からはスタッフが2ヶ月間抜けても大丈夫なように人的リソースもマネジメントしていると話がありました。
Patagoniaがこのような環境保護に対して強い思いを持っている理由は、株主や消費者がクリーンな会社を望んでいるという事実、そして商品を売る人間が環境に対して理解をすることが一番大切であると考えているからです。高校生には少し難しい内容でしたが、オフィスに入ること、会議室の椅子に座ること、全てが新鮮なようでした。
パタゴニアへのリンクはこちら
<ファシリテータとしての気づき>
本日は企業訪問が主な活動でしたが、一番印象的な出来事は、生徒だけのリフレクションを行った際、一部の生徒から、通訳をしてもらう中で自分の思いが伝わらなくて困ったことや入れ替わり参加する大人達が、どのような人かわからないため、あまり良い印象では無かったこと、リフレクション活動で自分たちが本当にやりたいことはこういうことである、という本音を話してくれたことです。
このようなことを引率者(学校であれば先生、会社であれば上司)に言うこと自体とても勇気のある事だと思います。目下の人たちからの意見を上げやすい大人、話を聞ける大人になりたいと思いました。
また残りの数日間、これまで目立たなかった生徒の良いところも見つけ、全員に自分の本音が言えるような環境を作れるように努めます。
LOKAHI Summerprogram(Hawaii)day12
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サマープログラムの様子はThe Lokahi FoundationのFacebook、Instagram上でも随時公開されます。こちらもぜひフォローお願いします。
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