＜ハワイ Lokahi Foundation　デイリーレポート Day11(2016年7月27日)＞

弊社が協賛しているハワイのThe Lokahi Foundationのサマープログラムが7月17日から始まりました。当プログラムには弊社新卒担当がファシリテータとして参加しています。本日はday11の報告をいたしますので、ご覧ください。

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＜Day11レポート＞

本日のメインイベントは西オアフのビーチの清掃活動と植林を行い、カフマナファームのマネージャの方からご挨拶とファームとはどのような施設なのかをご説明いただきました。また、昨日から学生主導で活動する時間を多く確保いたしました。

1. 西オアフのピリオカヘビーチをクリーンアップ
生徒も引率者も一緒に海岸清掃をしました。一見綺麗なビーチですが、清掃活動をしてみると、タバコの吸殻、瓶のフタ、ガラスの破片など、ありとあらゆるゴミが見つかりました。海岸清掃を終えたあとは、いつまでも綺麗な海岸であることを祈って植林しました。

2.カフマナファームの方から締めのご挨拶
本日はカフマナファームに泊まる最後の夜だったため、マネージャの方から挨拶を頂戴しました。滞在3日目になりますが、改めてカフマナファームの方より、私達が滞在する施設の説明を受けました。カフマナファームは、障害を持った方やホームレスの方に対し、ファームでの農作業や私達が毎日頂いている食事を作ることで労働の機会を創出し、彼らの社会復帰を支援する施設です。

尚、この施設は、誰か個人が所有する物では無く、地域住民からの寄付により成り立っています。言わばコミュニティーに支えられた施設です。「地域活性化のために、こんなことをした方がいい！」と口で言うのは簡単ですが、実際にそのサービスを受け、働く人達の想いを知り、リアルを知って、私達は考えなければならないと思いました。

カフマナファームのリンクはこちら

＜ファシリテータとしての気づき＞
昨日より、意図的に生徒だけで物事を進める時間を作るようにしています。意思決定のプロセスを彼らに考えてもらうためです。昨日は修了式にフラダンスをするかしないか、その話し合いが何時間も行われていました。理由は仲間のうち1人がハワイアンカルチャーへの想いから簡単にフラダンスを踊ることに反対をしていたからです。大人が介入すれば、10秒で決まるかもしれませんが、そこをグッとこらえて、生徒に会議進行を任せました。

私は多数決で踊る事に決まるかと思っていましたが、結果、その1人の反対意見をしっかり全員が聞き、その理由であればということで、他のアイディアをみんなで考え直すことに決まりました。

これまでのプログラムを通して、様々なバックグラウンド、文化の人がいることを知った生徒は前提としてみんな違うのは当たり前、だから相手を尊重するという姿勢が身についたのだと思います。

私達大人も普段このような意思決定が出来ているか？自分と違う人の話に聞く耳を持っているか？そこから生まれるアイディアが貴重であることに気づいているか？改めて考えさせられました。

LOKAHI　Summerprogram(Hawaii)day11

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