＜ハワイ Lokahi Foundation　デイリーレポート Day10(2016年7月26日)＞

2016.07.28

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弊社が協賛しているハワイのThe Lokahi Foundationのサマープログラムが7月17日から始まりました。当プログラムには弊社新卒担当がファシリテータとして参加しています。本日はday10の報告をいたしますので、ご覧ください。

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＜Day10レポート＞

本日のメインイベントは2つあり、1つ目はマオ・オーガニック・ファーム農園にて農園の方とディスカッション、雑草駆除を体験しました。2つ目はフランキー大田家を訪問し、ご自宅で行うビジネスについてお話を伺いました。
1.マオ・オーガニック・ファーム
西オアフは、社会的背景から地元の生徒も足を踏み入れていない人が殆どでした。ここには大小様々な農園が広がっており、路上生活者の社会復帰に向けたプログラムを提供している農園など、社会的に意味のある場所のようです。
そして、私達が訪れたマオ・オーガニック・ファームは遺伝子組み換えの種を一切使わず、無農薬で作物を育てている農園です。こちらの農園では、若者にもっと無農薬野菜の良さや農業を知ってもらうために学生向けの農業体験プログラムを実施したり、インターンシップを受け入れるなど教育的活動をしています。他にもビジネスにおいて無農薬野菜のセット販売やファーマーズマーケットでの販売、地元のレストランへの共有など様々な取り組みをしています。
本日は農園の方とディスカッションし、実際に雑草除去の作業を体験しました。地域活性化プロジェクトをこれから企画しようとしている生徒にとって「無農薬で作物を作るということはどういうことなのか」実際に雑草を手で抜く作業を通して、その大変さを感じることは非常に良い経験になったと思います。
マオ・オーガニック・ファーム農園のリンクはこちら

2.フランキー大田家
フランキーさんというフランス料理のシェフと日本人の奥様のご自宅を訪問しました。フランキーさんは自分の住む家をなんと10年かけて自分で作ったそうです。そして、現在はご自宅にて奥様と一緒に、ハワイアン料理のスクールや宿泊プログラムなど家に居ながらにして行うことが出来る様々なビジネスを展開していました。本日は私達もその一人として、奥様にハワイアン料理を習いました。
尚、フランキーさんは子供の頃非常に貧しく、７歳から仕事をしていたそうですがその経済的なコンプレックスと父親へのアンチテーゼをモチベーションに、現在住んでいる豪邸を建てるに至ったサクセスストーリーを語ってくれました。フランキーご夫妻の「お金の価値観」はこれまで、文化や伝統を学んできた生徒にとって、一気にビジネスに頭を切り替えさせる良い起爆剤になったかもしれません。

＜ファシリテーターとしての気づき＞
チェンジアカデミーでは、毎日一日の終わりに学んだことを振り返る時間がありますが、本日から私達大人が指揮を執ることをやめて生徒に運営をさせることにして、意図的に考える時間・アウトプットの時間フリータイムを多く与えていくようにしました。
結果として、生徒達が自主的に活動するようになり、一番驚いたのは体力的にも元気になりました。やはり、人は締め付けられるとやる気をなくし、自由を与えると活発になるのだと思いました。これには互いの信頼関係も必要ですが、人財部としては新卒研修の企画時にも注意したいことの一つです。

LOKAHI　Summerprogram(Hawaii)day10