あらゆるマネジメントの局面においてプロフェッショナルとして付加価値を提供し、お客様企業の経営課題や社会が抱える重要課題の解決に貢献していく。それが私たちMSOLの使命です。決して楽なミッションではありません。心身ともにタフな状況下に置かれながらハードワークに勤しまねばならない場面も伴います。昨今の政府提唱型「働き方改革」がスタートするはるか以前、2005年の創業時から、私たちは自らの健康を維持することもまた使命だと捉えて、無駄の多い過重労働は決してしない姿勢を貫いてきました。
日本のビジネスシーンでは「長時間一緒にいる」ことが社内・社外を問わず人間関係の結束をもたらすかのような迷信がはびこってきましたが、私たちMSOLには"脳内生産性"によって付加価値創出にコミットする立場を担っている、という自覚があります。自他の脳を最大限に活性化できれば労働時間をマネジメントすることは可能、という信念もあります。
私たちは個々に異なる価値観や夢や希望を抱えながら、家族と寄り添い、ともに幸福となるために生きているはずです。個別異なる幸せな生き方に相応しい働き方を体現しながら、他者を敬い信頼し団結していく......そんなセルフマネジメントを達成できない者では、マネジメントのプロフェッショナルになど到底なれません。ですから、どんなに忙しい局面にあっても健康を維持することがプロフェッショナルの務めなのだと、強く提唱してきました。
そして2020年、人類はかつてない健康上の試練と向き合うことになりました。ウイルスは5年や10年で根絶されるような代物ではありません。人間は、今後この危険な存在と「ともに生きる」覚悟を持たねばなりませんから、あらゆるものが大きく変化するでしょう。ビジネスのあり方も手法も変わるでしょうし、経営も働き方も、家族や友人とのつき合い方も変わるでしょう。そこで、私はこの機会に改めて健康経営のさらなる徹底を決意しました。私たち自身やお客様、そして世界の皆さんに対しても胸を張れるような健康経営を実現するにはどうしたら良いか......そう考えた末、"3つのゼロ"に徹底的にこだわることにしたのです。
健康診断の未受診ゼロについてはすでに達成していますが、今後も変わらずにゼロを維持していくため、あえて誓うことにしました。喫煙率もきわめてゼロに近いのですが、あらためて「単なる嗜好品であり個人の自由」とは捉えず、「確実に健康を害し、生命を脅かすものであり、周囲にも悪影響を及ぼすもの」として排除していきます。残業については、特に最前線のコンサルタントの場合、お客様もあってのこととなりますから、ゼロというレベルにするには一定の期間を要すると考えてはいます。しかし先述の通り、私たちは価値を提供する仕事に就いています。そしてその価値の量は時間数で決まるものではありません。また同様の発想が多くのお客様企業でも浸透し始めていますので、ともに成果の最大化を目指すパートナーとして、日本人の働き方を自発的に変えていければと思っています。
今、「with ウイルス」の時代を迎え、また国際的社会課題SDGsを皆で解決していく時代をも迎えています。MSOLは"3つのゼロ"宣言で幸福な社会の到来と、健全な経営・健全なプロフェッショナルの働き方を提唱してまいります。多くの皆さんに共感・賛同してもらえましたら幸いです。
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