
MSOL 20th anniversary数字で振り返る
MSOL
売上高の推移・成長率
百万円プロジェクト支援企業
年間社※2024年時点
プロジェクト支援実績
年間件※2024年時点
PMO市場シェア
位
顧客満足度
%
コンサルタント数
名※2025年3月時点
年別従業員数の推移
人


HistoryMSOLの20年の歩み
卒業文集の"夢"が原点
小学校の卒業文集に書いた「会社を創る」という言葉が心に火を灯し、創業者の高橋は2005年、ビジネス構想へと動き出しました。
マネジメント領域における課題意識からMSOLを設立し、日本国内で次々と大手企業の案件を獲得。
2007年には金子(現 代表取締役社長兼CEO)が入社。「客の心をわしづかみにできる天性がある」と高橋が語るほど、泥臭くも着実に成果を出すその姿勢は社内外から高く評価されていきました。
さらに同年、プロジェクトマネジメントツール「ProViz5」をリリース。

不況を超えて見えた強さ
リーマンショック後の経済的逆風を乗り越え、着実に新規取引を拡大。
困難な状況でも顧客からの信頼を得られたことは、MSOLの強靭性と価値を証明する出来事でした。
2010年には『PMO導入フレームワーク』を出版し、業界内での存在感を強めていきます。

試行錯誤と次への布石
金子は、小売・金融系の大規模プロジェクトのPMOとしてマネジメント支援と新規顧客開拓を推進し、社内外からの信頼を築き上げた。その実績が評価され、2014年に執行役員に就任。以降、自社サービスの進化を牽引していきます。
一方で、ProViz5は、管理機能とレポーティングを統合し、マネジメントを支援する意欲的なサービスでしたが、のちに創業者・高橋自身が「失敗だった」と語るほど、理想と現実のギャップに直面しました。
しかしその経験は、組織にとって大きな糧となり、後の「PROEVER」誕生へと確実につながっていきます。
視野の拡大と組織づくり
2012年、高橋が北米市場に可能性を見出し、シリコンバレーに米国子会社 MSOL, Inc. を設立。グローバル展開への布石を打ち始めます。
2013年には中部支社を設立。
しかし、異文化や人脈形成の難しさを痛感し、2015年に米国からの一時撤退を正式に決定。貴重な経験を得る結果となりました。
同年には船津(現・上席執行役員)が加わり、のちに経営の柱として事業成長を牽引していくことになります。
再挑戦と飛躍の準備
MSOLは事業のスピードを加速させました。
2019年、ProViz5での経験を活かし、新たなソリューション「PROEVER」を正式リリース。
同年にはデジタル事業部門も新設し、DX支援にも本格的に乗り出しました。

上場と信頼の獲得
2018年、東京証券取引所マザーズに上場。
同年には中国子会社を設立し、グローバル展開が再始動。
2019年10月には東証一部へ市場変更を果たし、企業としての信頼性と成長性を社会に示しました。

変化への対応と事業の深化
2021年、テトラ・コミュニケーションズを子会社化。
2022年には、かつて撤退した米国市場への再挑戦としてMSOL Inc.を設立。
そして2024年には、デジタル事業を子会社「MSOL Digital」として分社化。
変化を恐れず、挑戦を続けるステージが続いています。

これからのMSOLへ〜Beyond1000に向けて〜
MSOLは今、「Beyond1000」という長期成長戦略のもと、次のステージを目指しています。
PMOの進化、自社プラットフォームによるマネジメントの普及、
そしてグローバル・デジタルのさらなる拡大へ。
20年の歩みを力に、マネジメントで社会を動かす未来を創っていきます。





Our FutureMSOLのこれから
創業20周年という大きな節目を迎えるにあたり、日頃よりマネジメントソリューションズ(MSOL)を支えてくださっているすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
グループ全体で社員数は1,400名を超え、売上は200億円を突破。新卒採用でも100名を迎えるまでに成長いたしました。この歩みは、ひとえに皆さまのご支援とご信頼の賜物です。あらためて、深く御礼申し上げます。
昨年、MSOLは新たな経営体制へと移行し、高橋が取締役会長に就任、私と玉井が引き続き経営を担ってまいります。また、攻めの営業組織を新設し、新規顧客開拓に向けたチーム体制の強化、稼働率や単価の向上など、市場への積極的なアプローチを進めています。
今後はリーディングカンパニーとしての事業拡大、プロジェクトマネジメントのテクノロジー化(PROEVER)、アジア市場への展開を本格化させてまいります。